九州保健福祉大学総合医療専門学校

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鍼灸学科ブログ

鍼灸学科のブログ

【 茶 】

2015.05.23

連休の帰省時、叔父に新茶をもらった.

そういえば5月2日は八十八夜、お茶摘みの季節であった.

我が家では新茶を淹れるのは父の役目で、

私が子どもだった頃から続く、この時期の習慣だ.

 

 

茶器小 (2)

 

 

小さくてかわいらしい茶器、

後からすーっと広がる涼やかな甘さ、

少しの量をゆっくりゆっくり楽しんだ.

 

宮崎に来てからは、

ゆったりとお茶を楽しむことは殆どない.

しかし食事は煎茶をお供にし、ときにはお茶も点てる.

(作法は皆無だと白状しておく)

抹茶の色と苦味は心地よく、

この一服で、ものすごく健康になった気がする.

 

 

ひよこ抹茶+圧 (2)

 

 

さて、この「苦味」は東洋医学では五味の一つであり

五臓の「心(しん)」に対応する.

東洋医学でいう「心」は臓器の心臓というより、概念としての「心」である.

 

【・・・・茶というもの、もっとゆるりとした気持ちで味わってこそ、五臓を和合させ、

人の寿命をのばしまする。茶の苦味は、五臓のうちでも、ことのほか心の臓によろしい。

心は五臓の王。茶は王にこそふさわしい飲み物でござりまするぞ・・・・】

 

上記は『利休にたずねよ(山本兼一)』の一節だが、

お抹茶を頂くたびに思い出してしまう.

 

東洋医学を少し知ると、さらりと進むはずの文章に目がとまって、

にやりとする喜びもあるようだ.

今は初夏.

夏は「心」の季節である.

 

 

利休にたずねよ+圧mail (2)

 

 

山本兼一/利休にたずねよ/PHP文芸文庫

ISBN:978-4569675466

 

鍼灸学科教員 木村 美保

 


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