九州保健福祉大学総合医療専門学校

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鍼灸学科ブログ

鍼灸学科のブログ

触れる

2017.08.10

季節は立秋。

涼しい風が初めて立つ頃で秋の気配を感じられるとされますが、まだまだ夏真っ盛りで、体調の変化に留意が必要です。

 

この時期に頂く果物の一つに桃がありますが、八月九・十日は『白桃の日』なのだそうです。

岡山市東京事務所が命名したそうで、フルーツ王国岡山ならではの記念日です。

桃は傷みやすく、優しく触れ丁寧に扱うようにいわれます。

力加減が重要です。

もも

 

さて、『触れる』動作は、鍼灸師の診察法の一つです。

私たちは身体に異常があると、手をつかって、変化の有無を確認します。

痛みの場所を特定したり、冷えの有無、皮膚表面の凹凸やざらつきの有無などを確認します。

確認する際は、指先だけでなく手掌全体をつかって確認することもあります。

色の変化や温度は比較的わかりやすいのですが、凹凸は軽く触れることでわかることが多いようです。

触診1

 

ツボ(経穴)の位置を特定する際も手をつかいます。

例えば『中脘(ちゅうかん)』は「臍(さい)の中央とみぞおちの突き当りを結んだ線の真ん中」に取ります。

臍はすぐに確認できますが、みぞおちの突き当りは指先をつかってしっかりと触れて確認します。

突き当りの位置を間違えるとツボの位置もずれが生じます。

ツボを正確に取れるよう、指先の感覚を養います。

触診2

 

東洋医学の診察において『触れる』ことは身体の変化を探し、状態を把握し、ツボの位置を決定する重要な動作です。

学生さんは、三年間の授業・実習の中でしっかりと身につけて頂きたいなと思っています。

 

 

 

参考文献:日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―

東洋医学概論

鍼灸学科教員 豊島 紫乃


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