九州保健福祉大学総合医療専門学校

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鍼灸学科ブログ

鍼灸学科のブログ

香りと嗅覚

2018.03.06

雨水の時期となり日差しに暖かさを感じる日も出てきました。

植物たちも芽吹きはじめ、春の香りも徐々に漂ってくる頃です。

 

ところで、“好きな香りは?”と聞かれたらどのような香りを思い浮かべますでしょうか?

草木、花、海といった自然の香りだけではなく、石けんや芳香剤など人工的な香りも有り、迷う方も多いと思います。

また、香りを嗅ぐことで思い出などがよみがえってくる方もいらっしゃるかと思います。

私達は様々な香りの中で生活しています。

 

 はな11 (2) はな21 (2)                      

 

嗅覚のセンサーは細胞にあり、センサーから別の集団に情報が入力され、脳へと届きます。脳へのルートは二つありますが、その内の一つは大脳辺縁系という記憶や情緒、学習などを管理している場所に届き、さらに自律神経系や免疫系、ホルモン系などに関与します。

香りによって感情が沸き起こったり、精神的に落ち着いたり、また、ストレスなどの症状が和らぐ事もあるようです。

 

私達鍼灸師が扱う灸にも香り付きのものが出るようになりました。灸の温かさとよい香りを嗅ぐことで、身体と精神をリラックスさせることを期待しているようです。

体調によっては好みの香りが変わることがあり、嗅覚の鋭さがわかります。

また、東洋医学的診察法に『聞診』がありますが、これは患者の口臭や体臭などから身体の状態を推察する方法です。特異な匂いがあるとそれに関連する五臓に症状があると考え、他の診察を合わせて総合的に判断します。

 

 お灸1 (2)

 

 香りと嗅覚との関係についてさらに知識を深め、診察や施術に役立てていきたいと思います。

息子も香り付きの温かいお灸がお気に入りです。反抗期のモヤモヤやイライラを和らげてくれるとよいなと思います。

 

 アロマ灸1 (2)

 

 参考文献:日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―

東洋医学概論

「香り」の科学

鍼灸学科教員 豊島 紫乃


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